ベートーヴェン ピアノ協奏曲全集 内田光子独奏 ラトル指揮
ベルリン・フィルの自主レーベル「ベルリン・フィル・レコーディングス」より、 内田光子独奏、サー・サイモン・ラトルの指揮による「ベートーヴェン ピアノ協奏曲全集」がリリースされました。これは、2010年2月に3週間にわたって行われた演奏会のライブ録音。内田は、ラトル時代に彼ともっとも多く共演したピアニスト、器楽奏者であり(約30公演)、その成果はモーツァルト、ラヴェル、メシ アン、シューマン、そしてこのベートーヴェンに結実しています。今回のリリースは、内田がベルリン・フィルにとって最重要のソリストであることの証左であり、彼女へのオマージュとなっています。
内田にとってベートーヴェンは、モーツァルト、シューベルトと並んで、中心的なレパートリー。彼女はこの作曲家のなかに、「スピリチュアリティ=天国へのつながり」を見ています。ベートーヴェンは苦難に満ちた人生を送りま したが、ポジティブな精神を失わず、晩年には安堵と達観に満ちた作品を書き上げました。内田は「その精神性は、実は若い時からあった。それはこれらの協奏曲にも表れている」と語っています。その上で、「ベートーヴェンは 、地獄の底で天から差す一条の光を見ることができた」と評し、「他に類例のない、真に偉大なる存在」と称賛。そうした作品理解は、本盤での演奏に隅々まで行きわたっています。
仕様は、CD3枚にブルーレイ2枚。ブルーレイには、演奏会の映像とハイレゾ音源(48kHz/24bit)が収録されています。ハイレゾ音源は、データとしてもダウンロード可能(ダウンロード・コードが封入されています)。ブルーレイにはさらに 今回のリリースのために撮影された特別インタビューも収録され、内田はベートーヴェンや音楽的故郷としてのウィーンについて示唆に富む言葉を語っています。さらに日本のみの初回特典として、内田とラトルの秘蔵生写真を添付。内田ファ ンのみならず、これらの作品の新スタンダードとして、広くお薦めできる内容です。
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サー・サイモン・ラトル 指揮
内田光子 ピアノ
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
ピアノ協奏曲第1番ハ長調 Op.15
ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.19
ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op. 37
ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op. 58
ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 Op.73
録音:2010年2月、ベルリン・フィルハーモニー
ボーナス映像:
内田光子、ベートーヴェンのピアノ協奏曲について語る(12 分)
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内田光子独奏ラトル指揮 ベートーヴェン ピアノ協奏曲全集
CD3枚+ブルーレイ・オーディオ&ビデオ+ハイレゾ・ダウンロード付き/上製本装丁
CD 1–3
ピアノ協奏曲第1〜5番ブルーレイ・オーディオ
24-bit / 48 kHzのハイレゾ音声
演奏時間:182分
(2.0 PCM Stereo · 5.1 DTS-HD MA)ブルーレイ・ビデオ
全曲のハイビジョン・コンサート映像
演奏時間:203分ボーナス映像
内田光子、ベートーヴェンのピアノ協奏曲について語る(12 分)
Full HD 16:9 / PCM Stereo · 5.0 Surround DTS-HD, リージョンコード:ABC (世界共通)
ブックレット
56ページ(英語・ドイツ語)ダウンロード・コード
全曲のハイレゾ・ファイル (24-bit / 48 kHz)デジタル・コンサートホール
7日チケット -
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