
お客様のご注文は、オーダーがあり次第出荷準備に入り、順次発送されます。稀に、新型コロナウィルスの影響で遅れが生じる可能性がありますが、あらかじめご了承ください。
キリル・ペトレンコ&ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 チャイコフスキー:交響曲第6番《悲愴》
キリル・ペトレンコとベルリン・フィルの最初の共演CDがリリースされました。演奏曲目は、チャイコフスキーの交響曲第6番《悲愴》。当盤は、2015年夏に彼が首席指揮者に選出された後、最初に客演した機会(2017年3月)に収録されたもので、ゲネプロと3回の演奏会をもとにしたライブ録音となっています。
その音楽性の特徴は?彼はこれまで、ほとんどCDをリリースしておらず、入手可能なのは特定の希少曲に限られていました。これは、彼が自分の演奏に極めて厳しく、録音の発売を了承してこなかったからからだと言われています。密度の高いリハーサルや、解釈を厳密に徹底させることでも知られますが、最大の魅力は、そうした自分を追い詰める厳格さが、本番では沸き立つような感情の奔流へと変化する点でしょう。彼自身はそれを、「リハーサル中に抑えてきた感情の箍を、演奏会の瞬間において外し、解放する」と表現しています。 当盤の《悲愴》も、そうした感情の横溢を示すものとなっていますが、この表現性の高さが、ベルリン・フィルの力強い音楽性と合致していることは言うまでもありません。キリル・ペトレンコの放散するエネルギーと、オーケストラの表現意欲がぶつかり合い、激しくドラマチックなチャイコフスキーが展開されています。その燃焼度の高さは、両者の関係に大きな期待を抱かせると同時に、なぜ彼がベルリン・フィルから嘱望され、首席指揮者に選ばれたのかを納得させてくれます。
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
キリル・ペトレンコ 指揮
チャイコフスキー
交響曲第6番
録音:2017年3月、ベルリン・フィルハーモニー
お選びいただける商品タイプ
-
CD
-
Download